今回のテーマは「ひっかかり」です。
筆で文字を書く時とペンで文字を書く場合はとは少し違うように思われると思いますが、
そんなに違いはありません。ただボールペンの方が、少し引っかかりが少ないように
感じます。
でもそんな場合でもボールペンの場合は、わざとひっかかりを作るように、紙の下に柔らかい
ビニール上のペン習字用の下敷きを敷いてもらうとよいと思います。
そのペン習字用のビニールの下敷きが毛筆の時の毛氈(もうせん)の役割をしてくれて筆で
紙に食い込み引っ掛かりを作るということが理解してもらえると思います。
筆では柔らかい毛氈の下敷きに紙はざらざらの面を使用するということで「ひっかかり」を
わざと作ります。今まで紙にくい込むだとか、反動、筆圧だとか書いてきましたが、
結局は紙にひっかかりを作れば、文字は書きやすくなるということです。
「な~んだそんなことか~」ということで理解していただければ幸いです。
もし、分かりにくい~!などご意見を頂ければ修正や追記いたしますのでご連絡ください。
私の字がうまくなる方法は美文字ではなく読みやすくどんな文字でもお手本なしで書くことが
できてきれいに見えるというものです。
そしてこのシリーズ基本編が完了したら、次に字の整え方をお教えすることができればと思います。
本日のテーマは「ひっかかり」でした。
------------------------------------------------------------------
↓
https://www.facebook.com/SeisyuKamata
↓
コメントをお書きください